大須賀町の築22年の暮らし

今回、ご紹介するのは築22年の大須賀町にある部屋からの景色は縮景園を眺めることができる良質なビンテージマンションです。

今回のマンションの特徴としては、この窓のサッシ。アウトポストという逆梁の建築方法を活用することによって天井に梁を構えることがなく床下から天井までサッシが背が高く設置することができるため、空間に開放感をもたらしてくれます。この築20年前後のマンションの特徴として、こういったアウトポストというコストのかかるマンション作りをやっていた建物もあります。そして、この物件の最大の魅力は立地から得られる景色です。

今回のリノベーションは広島ビンテージマンションが行いました。お客さんのテイストとして天井に天板を張った1960年代や1970年代に日本の和モダンの内装を連想した仕上げになっています。それにお客さんがお持ちであった数々の名作家具の空間に成し遂げる風合いが最高にマッチしていて、ヴィンテージの家具が出す良い空間になっています。

まず、改修前のお部屋の中

既存の間取り

改修後の間取り

コストなどを考慮して大幅な間取り変更はしていません。和室とリビングをつなげたということとキッチンの向きを対面に移動しました。

実際にリノベーションをやっていて解体してみないと分からない事がたくさんです。今回では壁付けにあったキッチンを対面に持ってこれるかどうか。持ってくるのは要因なのですが床が上がるか上がらないかの問題があり。今回は解体後に床の下に十分な空間があったので床を上げなくて済みました。

工事風景

大工さんにお願いしたエアコンルーバー兼収納の建具

夜になり引き渡しも明日という事で急ピッチで仕上げ

見る人達によっては興奮する家具たちがズラリと

ハンス・J・ウェグナーとのテーブルとカーペットと天井の天板が最高に良い味を出しています。

差し色で緑の椅子も

Flosのヴィスコンティア

この度も、ご依頼ありがとうございました。

広島ビンテージマンションはマンションの購入からリノベーションと家具のご提案までトータルでコーディネートさせてもらっています。